トヨタ小木曽常務理事、アクアの販売状況「当初の狙い通り」

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トヨタ自動車・小木曽聡常務理事
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トヨタ自動車の小木曽聡常務理事は3月1日に都内で一部報道陣と懇談し、チーフエンジニアを務めたハイブリッド車『アクア』の販売状況について「当初の狙い通り」との見方を示した。

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小木曽常務理事は、「ハイブリッドで手の届く価格で、すごく良いものを出そうということと、コンパクトの将来型ですごく進化した使いやすいもので多くの人に買って頂こうという2つを組み合わせて出した」とアクアのコンセプトを語った。

その上で「その両面は非常によく受け入れて頂けていると思う。2012年の販売台数では『プリウス』が1位、アクアが2位だったが、プリウスの中には『プリウスα』も入っているので、それを分けるとアクアが一番買って頂けたことになる」と評価した。

さらに「ヨーロッパでは『ヤリス』にアクアのハイブリッドシステムを入れて販売しているが、これも大変好評で、まだバックオーダーがかなり残っている状況。販売の比率もかなり3分の1以上ある。ヨーロッパはCO2がらみの規制がどんどん厳しくなってきていて、普通に買える車で、ましてやオートマチックトランスミッションの機能が付いてCO2排出量が79gというのは他の車にないので、ハイブリッドがあまりマジョリティになってないと言われているヨーロッパの中でも非常に好評」と付け加えた。

《小松哲也》

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