2月の日産米国新車販売、6.6%減…2か月ぶりのマイナス

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新型日産 パスファインダー
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日産自動車の米国法人、北米日産は3月1日、2月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9万9636台。前年同月比は6.6%減と、2か月ぶりに前年実績を下回った。

日産ブランドは、前年同月比7.2%減の9万0489台と、2か月ぶりに減少。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が2万7725台を販売。前年同月比は15.9%減と、4か月連続で前年実績を割り込む。一方、『ヴァーサ』は28.6%増の1万3100台と、3か月連続で増加。『セントラ』は1万0058台で、前年同月比は5.2%減と後退した。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が9964台にとどまり、前年同月比は25.8%減と3か月連続で減少。しかし、新型に切り替わったSUVの『パスファインダー』は、前年実績の約2.5倍の7014台と、高い人気が持続する。

インフィニティブランドは、前年同月比1%減の9147台とマイナスに転じた。主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は、前年同月比15.3%減の3670台と、3か月連続のマイナス。2012年5月に発売した新型クロスオーバーの『JX』は2300台と、引き続き、販売は好調だ。

日産の2013年1-2月米国新車販売は、前年同期比3%減の18万0555台。北米日産のアル・キャスティグネッティ副社長は、「市場競争は激化しているが、2013年は日産にとって素晴らしい1年になるだろう」とコメントしている。

《森脇稔》

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