イタリアのカロッツェリア、ピニンファリーナが3月5日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー13に出品するコンセプトカー、『セルジオ』。同車のイメージスケッチが公開された。
これは3月2日、ピニンファリーナが公式Facebookペーで披露したもの。2月上旬の最初の1枚に続いて、2度目のティーザーイメージが配信されている。
セルジオは2012年7月、85歳で死去したセルジオ・ピニンファリーナ名誉会長に対する敬意を示したコンセプトカー。セルジオ・ピニンファリーナ氏は、創業者のバッティスタ・ファリーナ氏の息子。世界的なカーデザイナーとしてピニンファリーナを40年に渡りリードし、フェラーリなど多くの自動車メーカーのデザインやボディ生産を手がけ、ピニンファリーナをイタリア最大のカロッツェリアに成長させた。
現時点では、コンセプトカーのセルジオの詳細は公表されていない。ピニンファリーナは、「セルジオ・ピニンファリーナ氏のデザイン哲学を反映させたコンセプトカー」と説明している。
今回、ピニンファリーナが公開したセルジオのイメージスケッチからは、フロントウインドスクリーンのない大胆なオープンボディが確認できる。