2月のフォード米国新車販売、過去6年で新記録…フュージョンとエスケープが人気
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ブランド別では、フォードが前年同月比10.9％増の19万0939台と、5か月連続で増加。リンカーンは29.4％減の4883台と、6か月連続のマイナスだ。
フォードブランドの乗用車系では、主力中型セダンの『フュージョン』が、新型投入の効果で2月の新記録となる2万7875台を販売。前年同月比は28％増と、2か月連続で増加した。一方、コンパクトカーの『フォーカス』は2万0808台にとどまり、前年同月比は10.9％減とマイナスに転じる。
フォードブランドのクロスオーバーでは、2013年モデルとして新型に切り替わった『エスケープ』が、2月の記録を塗り替える2万4110台を販売。前年同月比は29.2％増と、2か月連続で前年実績を上回った。
フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラー大型ピックアップトラックの『Fシリーズ』が、前年同月比15.3％増の5万4489台。『エクスプローラー』も58.9％増の1万6586台と、引き続き好調だ。
フォードモーターの2013年1-2月米国新車販売は、前年同期比14.7％増の36万2323台。同社のケン・クズバイ副社長は、「より多くの顧客が新車を求めて市場に戻ってきている。我々の燃費性能に優れるモデルが顧客に支持された」と語っている。
《森脇稔》
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