【ジュネーブモーターショー13】VW ゴルフ 新型にGTI…220psターボで燃費18%向上

自動車 ニューモデル モーターショー
新型フォルクスワーゲン ゴルフ GTI(ジュネーブモーターショー13)
新型フォルクスワーゲン ゴルフ GTI(ジュネーブモーターショー13) 全 6 枚 拡大写真

スイスで3月5日に開幕したジュネーブモーターショー13。新型『ゴルフ』シリーズ一色となった感のあるフォルクスワーゲンのブースだが、その主役は新型『ゴルフGTI』が務めた。

ゴルフGTIは、歴代ゴルフに用意され続けてきた伝統のスポーツグレード。新型のエンジンは、新開発の直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」。最大出力は220ps、最大トルクは35.7kgmを発生する。これは、現行GTIの210psに対して、10psのパワーアップ。0‐100km/h加速は6.5秒、最高速は246km/hのパフォーマンスだ。

これでも物足りない顧客のために、フォルクスワーゲンは、歴代ゴルフGTIとしては初めて、「GTIパフォーマンス」を設定。最大出力はさらに10ps上乗せされ、230psとなる。0‐100km/h加速は6.4秒、最高速は250km/h(リミッター作動)と高い動力性能を示す。

パワフルなエンジンに合わせて、サスペンションやブレーキなど、足回りを強化。GTIならではの専用の内外装も採用されており、スポーティなムードを醸し出している。

高性能でありながら、アイドリングストップを採用するなど、環境性能にも配慮。欧州複合モード燃費は16.67km/リットル、CO2排出量は139g/kmで、排出ガス性能は2014年導入予定のユーロ6に適合。フォルクスワーゲンによると、先代GTI比で燃費は18%向上しているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る