西武、戸袋移動型ホーム柵の実証実験に協力

鉄道 テクノロジー
今回試験設置される戸袋移動型ホーム柵。開口部の位置をいつでも変更できる。
今回試験設置される戸袋移動型ホーム柵。開口部の位置をいつでも変更できる。 全 2 枚 拡大写真
西武鉄道は3月5日、「戸袋移動型ホーム柵」と呼ばれるホームドアの実証実験に協力すると発表した。新宿線新所沢駅1番ホームの上り方に、ホーム柵を1両分だけ試験的に設置する。設置期間は6月頃から約8カ月間の予定。

戸袋移動型ホーム柵は、東京大学と神戸製鋼所が共同で開発。開口部の扉だけでなく、扉を収納する戸袋部も移動し、扉の位置をいつでも容易に変更できる。ドア位置やドア数の異なる車両が混在する路線でも、ホームドアを導入しやすくなる。

今回の実証実験は、国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援により実施するもの。他に東京急行電鉄(東急)と日本信号がワイヤーロープタイプの「昇降スクリーン式ホームドア」の実験を、相模鉄道(相鉄)と高見沢サイバネティックスが昇降バータイプの「昇降式ホームドア」の実験をそれぞれ実施する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る