西武、戸袋移動型ホーム柵の実証実験に協力

鉄道 テクノロジー
今回試験設置される戸袋移動型ホーム柵。開口部の位置をいつでも変更できる。
今回試験設置される戸袋移動型ホーム柵。開口部の位置をいつでも変更できる。 全 2 枚 拡大写真

西武鉄道は3月5日、「戸袋移動型ホーム柵」と呼ばれるホームドアの実証実験に協力すると発表した。新宿線新所沢駅1番ホームの上り方に、ホーム柵を1両分だけ試験的に設置する。設置期間は6月頃から約8カ月間の予定。

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戸袋移動型ホーム柵は、東京大学と神戸製鋼所が共同で開発。開口部の扉だけでなく、扉を収納する戸袋部も移動し、扉の位置をいつでも容易に変更できる。ドア位置やドア数の異なる車両が混在する路線でも、ホームドアを導入しやすくなる。

今回の実証実験は、国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金の支援により実施するもの。他に東京急行電鉄(東急)と日本信号がワイヤーロープタイプの「昇降スクリーン式ホームドア」の実験を、相模鉄道(相鉄)と高見沢サイバネティックスが昇降バータイプの「昇降式ホームドア」の実験をそれぞれ実施する。

《草町義和》

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