東海ゴム工業は、同社グループで初めてとなる従業員向け研修施設「東海ゴム研修センター 鵜沼三学館」が岐阜県各務原市に完成したと発表した。
同社グループは、中期経営計画「2015年TRI GROUP VISION」で掲げている、「グローバル・エクセレント・マニュファクチュアリング・カンパニー」の実現に向けて、将来の経営戦略を担う多様な人材の開発・育成を進めている。その拠点として、企業風土の理解や事業推進に必要な素養の修得を進める場とする研修センターを設立することとした。
式典で、西村社長は「経済のグローバル化が進展し、企業も対応を迫られるなかで、東海ゴムもこうした研修施設を持ちたいと考えていた。ここでモノづくりの真髄を学んだ多くの人材が、世界中へ巣立っていくことを期待する」と述べた。
研修センターは敷地面積約3500平米、地上4階建てで、延床面積約3400平米。総工費は約12億円。