東芝、フルハイビジョンCMOSイメージセンサーを発売…先進運転支援システム向けカメラにも適応

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東芝・フルハイビジョンCMOSイメージセンサ「TCM5117PL」
東芝・フルハイビジョンCMOSイメージセンサ「TCM5117PL」 全 2 枚 拡大写真

東芝は、監視カメラ向けに、暗い場所でも明るい場所でも色鮮やかでなめらかな映像を撮影できるフルハイビジョンのCMOSイメージセンサ「TCM5117PL」を製品化し、3月下旬からサンプル出荷を開始する。

新製品は、同社独自のCNR(Color Noise Reduction)回路を搭載し、低照度時に視認性を悪化させる色ノイズを補正することで、暗い場所でも色彩感豊かに映し出すことが可能。また、同社独自のHDR(High Dynamic Range)撮影機能を採用することで、明るい場所でも白飛びしない鮮明な映像を撮影することができる。

新製品のHDR撮影機能は、シングルフレーム方式を採用し高速フレームレート(1秒当り60フレーム表示)処理が可能なため、フルハイビジョンの動画をなめらかに表現することが可能。また、同社独自の高信頼性プロセスを採用することにより、10年連続・24時間稼働ができる。

なお、新製品は長時間稼働に加え、高画質かつ高速で物体認識ができるため、車に搭載する先進運転支援システム向けのカメラにも適用できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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