東芝、フルハイビジョンCMOSイメージセンサーを発売…先進運転支援システム向けカメラにも適応

自動車 ビジネス 企業動向
東芝・フルハイビジョンCMOSイメージセンサ「TCM5117PL」
東芝・フルハイビジョンCMOSイメージセンサ「TCM5117PL」 全 2 枚 拡大写真
東芝は、監視カメラ向けに、暗い場所でも明るい場所でも色鮮やかでなめらかな映像を撮影できるフルハイビジョンのCMOSイメージセンサ「TCM5117PL」を製品化し、3月下旬からサンプル出荷を開始する。

新製品は、同社独自のCNR(Color Noise Reduction)回路を搭載し、低照度時に視認性を悪化させる色ノイズを補正することで、暗い場所でも色彩感豊かに映し出すことが可能。また、同社独自のHDR(High Dynamic Range)撮影機能を採用することで、明るい場所でも白飛びしない鮮明な映像を撮影することができる。

新製品のHDR撮影機能は、シングルフレーム方式を採用し高速フレームレート(1秒当り60フレーム表示)処理が可能なため、フルハイビジョンの動画をなめらかに表現することが可能。また、同社独自の高信頼性プロセスを採用することにより、10年連続・24時間稼働ができる。

なお、新製品は長時間稼働に加え、高画質かつ高速で物体認識ができるため、車に搭載する先進運転支援システム向けのカメラにも適用できる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. 日産の新型SUV『テクトン』、写真公開…2026年発売へ
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. スバル『フォレスター』試乗して分かった日本車に対する本音とは…9月の試乗記ベスト5
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る