【ジュネーブモーターショー13】ボルボ V60 / S60 大幅改良…表情一新

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ボルボ V60 の大幅改良モデル(ジュネーブモーターショー13)
ボルボ V60 の大幅改良モデル(ジュネーブモーターショー13) 全 11 枚 拡大写真

スウェーデンのボルボカーズは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『V60』と『S60』の大幅改良モデルを初公開した。

現行S60は2世代目モデルで、2010年3月、ジュネーブモーターショー10でデビュー。2010年秋には、そのステーションワゴン版として、V60が初設定された。ボルボカーズは今回、現行S60とV60に、デビュー以来、初の大幅改良を実施。その内容は、内外装のリファインが中心となる。

エクステリアは、新デザインのヘッドランプやバンパー、フロントグリルが特徴。フロントグリルは、開口部をワイド化。ヘッドランプは、2灯デザインに改めた。LEDを使ったテールランプやエグゾーストパイプ、アルミホイールのデザインも新しい。

室内には新デザインのスポーツシートを用意し、サポート性や快適性や高める。内装色は変更され、新しいウッドパネルや「Sensus Connected Touch」と呼ばれる車載コネクティビリティも導入。また、新型『V40』のアダプティブデジタルディスプレイも、S60とV60に拡大採用した。

欧州向けのエンジンは、ガソリンとディーゼルの複数を設定。中でも、「D2」と呼ばれる1.6リットル直列4気筒ターボディーゼルは、欧州複合モード燃費25km/リットル、CO2排出量106g/kmという優れた環境性能を実現している。

2012年の世界販売は、S60が前年比5.3%減の6万4746台、V60が6.5%増の5万3037台。『XC60』の10万6203台に次ぐボルボカーズの量販車だ。

《森脇稔》

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