【ジュネーブモーターショー13】シトロエン、圧縮空気を使ったハイブリッド エア提案…C3に搭載

自動車 ニューモデル モーターショー
シトロエン C3ハイブリッド エア(ジュネーブモーターショー13)
シトロエン C3ハイブリッド エア(ジュネーブモーターショー13) 全 5 枚 拡大写真

フランスの自動車大手、シトロエンは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『C3ハイブリッド エア』のプロトタイプを初公開した。

C3ハイブリッド エアは、『C3』をベースに、PSAプジョーシトロエンとボッシュが共同開発した新世代のハイブリッドテクノロジー、「ハイブリッド エア」を搭載したプロトタイプ車。その名の通り、空気(圧縮空気)を使ったハイブリッドシステムという点が特徴だ。

システムは、ガソリンエンジン、ギアボックス、モーター、圧縮空気タンクなどで構成。従来のハイブリッドは、二次電池としてニッケル水素バッテリーやリチウムイオンバッテリーを使用してきた。PSAプジョーシトロエンによると、ハイブリッド・エアでは二次電池を使わず、圧縮空気がバッテリーの役割を担うという。

走行モードは3種類。ガソリンエンジンで駆動する「ガソリンモード」、ガソリンエンジンとモーターで駆動する「複合モード」、モーターだけで駆動する「ゼロエミッション車モード」の3種類の走行モードを備える。圧縮空気によって、モーターを駆動しようというアイデアである。

環境性能は、非常に優秀。C3ハイブリッド エアの欧州複合モード燃費は34.5km/リットル、CO2排出量は69g/km。PSAプジョーシトロエンは、このハイブリッドエアを2016年に市販する計画だ。

《森脇稔》

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