WRC、フォルクスワーゲンがメキシコ用高地順応セッティングと改良を実施

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フォルクスワーゲン・ポロR
フォルクスワーゲン・ポロR 全 2 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンはラリーメキシコに向けて、『ポロR』に高地順応を目的とした改良を加えたことを報じた。

メキシコのコースは標高の高さが最高2669メートルに達し、その希薄な空気によって1.6リッターのターボエンジンは、およそ4分の1のパフォーマンスを失うことになる。

特に重要な役割を担うターボチャージャーは、空気の希薄さに加えてインレットチャージに加わる空気圧の低下が問題となり、さらに低い空気抵抗によってタービンが過剰回転して焼きついてしまう可能性もある。

昨年の11月、WRCのヨーロッパ以外の地域でのテストを禁じる規制から開放されたフォルクスワーゲンは、ポロRのテストをメキシコで行う事ができ、さらにドイツにある気候・高度チャンバーでシミュレートされた環境の中でのテストを完了した。

フォルクスワーゲンはメキシコの為に、ターボチャージャーの安定性を危険にさらすことなく、エンジンのパフォーマンスのロスを最小限に抑える詳細なエンジンマップを開発したと表明している。

《河村兵衛》

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