スウェーデンのボルボカーズは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『V70』と『XC70』の大幅改良モデルを初公開した。
現行V70は3世代目モデルで、2007年に発表。ボディサイズは2世代目よりも、ひと回り大きくなり、車格もワンランクアップした。これはボルボのフラッグシップサルーン、『S80』と基本メカニズムを共用するためだ。V70をベースにクロスオーバー化したXC70も、引き続き設定されている。
ボルボカーズは現行型のデビューから5年を経た今回、ジュネーブモーターショー13において、現行V70とXC70の初の大幅改良モデルをワールドプレミア。その内容は、内外装の変更が中心だ。
外観は、新デザインのヘッドランプやバンパー、フロントグリルが特徴。フロントグリルは、開口部をワイド化した。ヘッドランプは、2灯デザインに変更し、LEDデイタイムランニングライトを追加。テールランプやエグゾーストパイプ、アルミホイールのデザインも新しい。
インテリアには、「Sensus Connected Touch」と呼ばれる車載コネクティビリティを設定。また、新型『V40』に導入したアダプティブデジタルディスプレイも、拡大採用した。アクティブハイビームコントロールやインテリセーフなど、安全装備の充実も図っている。