スズキが3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13でワールドプレミアした新型『SX4クロスオーバー』。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
新型SX4クロスオーバーは、現行『SX4』の後継モデル。2012年9月、スズキがパリモーターショー12に出品したコンセプトカー、『Sクロス』の市販バージョンとなる。
外観は、クロスオーバー車と一目でわかる堂々としたルックス。ボディサイズは全長4300×全幅1765×全高1575mm、ホイールベース2600mm。現行SX4と比較すると、165mm長く、10mmワイド、10mm背が高い。ホイールベースは100mm長い。
新型SX4クロスオーバーは、居住性を重視したパッケージングと、クラス最大級の荷室容量による高い実用性を追求。とくに荷室容量は430リットル（VDA計測法）で、現行の270リットルから6割も増えた。
エンジンは、排気量1.6リットルのガソリンとディーゼルをラインナップ。とくにディーゼルは、CO2排出量110g/kmという高い環境性能を備える。新世代の4WDテクノロジー、「オールグリップ」も採用された。
スズキ初のCセグメントクロスオーバー車として、欧州市場へ投入される新型SX4クロスオーバー。同車の開発テストシーンも盛り込まれた公式映像は、動画共有サイト経由で見ることができる。
