スウェーデンのボルボカーズは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『S80』の大幅改良モデルをワールドプレミアした。
S80は、ボルボカーズのフラッグシップサルーン。現行型は2世代目モデルで、2006年3月のジュネーブモーターショー06年で発表された。
ボルボカーズは現行型のデビューから7年を経た今回、S80に、デビュー以来、初の大幅改良を実施。その内容は内外装のリファインが中心となる。
エクステリアは、新デザインのヘッドランプやバンパー、フロントグリルが目を引く。フロントグリルは、開口部をワイド化。ヘッドランプは、2灯デザインに変更し、LEDデイタイムランニングライトを追加した。テールランプやエグゾーストパイプ、アルミホイールのデザインも新しい。
室内には、「Sensus Connected Touch」と呼ばれる車載コネクティビリティを設定。また、新型『V40』に導入したアダプティブデジタルディスプレイも、拡大採用した。アクティブハイビームコントロールやインテリセーフなど、安全装備も充実。最上級サルーンらしく、「エグゼクティブ」と呼ばれるインテリアパッケージも用意。さらに高級感やクラフトマンシップ性を高めることができる。