9日午前6時ごろ、北海道岩見沢市内の国道234号で、地吹雪によって視界を失って立ち往生したことで発生した車列に対し、後続車が次々に追突。車両約20台が関係する多重衝突に発展した。この事故で3人が軽傷を負っている。
北海道警・岩見沢署によると、現場は岩見沢市栗沢町付近で片側2車線の直線区間。事故当時は猛烈な地吹雪で視界が失われた状態となっており、最初に立ち往生したトラックやトレーラーに対して後続車が追突するという、4台が関係する事故が発生。後方の約200m区間でも同様の事故が断続的に発生し、車両約20台が関係する多重衝突に発展した。
この事故に関係した車両が視界不良を理由に低速で進行していたこともあり、負傷者は3人のみで、いずれも打撲などの軽傷だった。
警察では事故の当事者から事情を聞き、発生に至った経緯を詳しく調べている。