WRCラリーメキシコ、セバスチャン・オジエが2日目を制す

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フォルクスワーゲン・ポロR(セバスチャン・オジエ)
フォルクスワーゲン・ポロR(セバスチャン・オジエ) 全 5 枚 拡大写真

3月8日に行われたWRCラリーメキシコの2日目で、11ステージ中の7ステージでトップタイムを叩き出したフォルクスワーゲン・ポロRのフランス人ドライバー、セバスチャン・オジエが33秒差で総合トップに立った。

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ノルウェー人ドライバーのマッズ・オストベルグは、午前と午後のステージでそれぞれ2勝してオジエを脅かした唯一の存在だった。

ミッコ・ヒルボネンとティエリー・ヌービルは、11ステージ160.75キロメートルのコースで一日中、3位の座を争った。若いベルギー人ドライバーのヌービルは、一時はヒルボネンに0.4秒差まで詰め寄ったが、経験豊富なフィンランド人のシトロエンDS3はエル・チョコラッテのステージで再びその差を25.1秒まで広げ、単独3位のポジションを確保した。

トップ4のドライバー達と5位以下には大きなギャップができる結果となり、2台目のシトロエン・トータル・アブダビのドライバー、ダニ・ソルドがヌービルから1分33秒遅れの5位、ナッサー・アル-アティヤのフィエスタRSがソルドから44秒遅れの6位となった。

ヤリ-マティ・ラトバラのフォルクスワーゲン・ポロRはオープニング・ステージのスタート後、わずか400メートルで路上にあった岩に衝突し、右フロントのサスペンションアームを破損してリタイアとなり、ラリー2規定のもとで明日、再スタートをすることになる。

エフゲニー・ノビコフのフォード・フィエスタRSは、オープニング・ラップで岩がフロアーを突き抜けてECUを破損するというトラブルに見舞われ、現場で部品交換をしたものの、次のステージで再びコネクションを失い停車することで、ロシア人ドライバーは12分のタイムをロスした。

《河村兵衛》

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