【ATTT13】トヨタ友山常務、使用済みHV用電池の3割を定置型に再利用へ
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友山常務は「使用済み電池のうち3割くらいはやはり使えないので、希少金属だけ取り出してリサイクルする。残りのうちの4割は補給用、中古パーツとして使う。事故などで電池を交換しなければならない場合、新品だと高い。そういった需要もあるだろう」と説明。
その上で「あとの3割くらいを定置用で使っていきたい。まだ全体の数量も限られているということもあるので、リビルト電池はディーラー向けに蓄電システムとして販売する。ただ、他社の定置型電池に比べて価格も、性能も有利という形で出していく」と述べた。
また友山常務は「現状で(使用済み電池の発生量)は年間1000台程度、ただし2017年以降には年間1万台近くに達するものと考えられている」との予測も示した。
《小松哲也》