いよいよ今週末に開幕する2013年F1グランプリ。開幕の地、オーストラリアが地元のベテランドライバー、マーク・ウェーバー(レッドブル)が吠えた。
ウェーバーが考える2013年タイトルチャレンジのカギは、自分自身のパフォーマンスの安定性だ。2010年シーズンに最終戦までタイトルを争ったこともあるウェーバーだが、昨年はシーズン後半の失調に苦しんだ。
「あの翌年、2011年もそこそこ安定性はあったと思うが、スピードが全般的に鈍かったというか、優勝回数が足りなかったのが惜しまれる。2012年の後半は、リタイアやノーポイントが続いてしまった」
「今年もタイトルを狙うのかという質問なら、答えはもちろんイエスだ。僕にその能力があるのは間違いないし、絶対に出来ると信じている。マシンも悪くないと思っているが、安定したタイトルレースに十分な実力があるかどうかはまだわからない。開幕戦の前にシーズン中盤以降のパワーバランスを見通す能力は誰にもないからね」