【ジュネーブモーターショー13】プジョーブースに白いオブジェ… 正体は208 のハイブリッドコンセプト

自動車 ニューモデル モーターショー
プジョー 208 ハイブリッド FE(ジュネーブモーターショー13)
プジョー 208 ハイブリッド FE(ジュネーブモーターショー13) 全 2 枚 拡大写真
3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13。フランスの自動車大手、プジョーのブースでは、実物大の白いプジョー車のオブジェが視線を集めた。

実はこのオブジェ、コンセプトカーの『208ハイブリッド FE』を示唆したもの。同車は、『208』をベースにしたハイブリッド車の提案。プジョーとフランスに本社を置く大手総合石油エネルギー企業、トタル(TOTAL)が共同開発したコンセプトカーで、高効率なハイブリッドを目指す。車名のFEとは、「フューエル・エコノミー」と「ファン・エフィシエント」の略。

ハイブリッドシステムは、エンジンが208シリーズ用の1.0リットル直列3気筒ガソリンで、最大出力68ps。モーターとバッテリー(二次電池)の詳細は公表されていないが、プジョーによると、EGCと呼ばれる電子制御ギアボックスを介して、モーターとバッテリーが接続されるという。

徹底した軽量化が施されるのも、208ハイブリッド FEの特徴。トタルが開発したポリカーボネートやコンポジット素材により、通常の208比で200kgもの軽量化が図られた。また、エアロダイナミクス性能にも磨きをかけ、低転がり抵抗タイヤも装着する。

208ハイブリッド FEは、0‐100km/h加速8秒の動力性能と、CO2排出量49g/kmの環境性能を実現。プジョーによると、小排気量スポーツカー並みの加速性能と、ガソリンエンジン最高の環境性能を両立しているという。


《森脇稔》

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