【JNCC 第1戦 サザンハリケーン】国内最高峰のオフロードバイクレースが大阪で開幕

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JNCC RD.1 サザンハリケーン
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年間全7戦のレースは、昨年すべて受付締切前に満員御礼、開幕戦のエントリーは殺到して本部のサーバーがパンクするほどの白熱した人気を誇るオフロードバイクレース全日本クロスカントリー選手権(JNCC:Japan National Cross-Country)の2013年シーズンが3月17日に開幕した。会場は、大阪府のプラザ阪下だ。

日本では古くからはエンデューロと呼ばれるレースだが、正式にはクロスカントリーと呼称されるもの。整地されたコースを使うモトクロスとは異なり、自然の中にコースを設定、野趣を味わえる、またオフロードバイクのスキルをあらゆる面で試される、という競技性がある。

3時間で誰が多く周回できるかを競うというレースフォーマット。上級クラスは世界レベルにも挑戦できるほどだが、同じレースにビギナーも参戦できるというのが、また面白いところだ。

昨年のチャンピオンである鈴木健二(ヤマハ)と、昨年ランキング2番であったライバル渡辺学(ヤマハ)、そしてその2人の撃墜をもくろむ若手勢、ベテラン勢といった構図が今季の見どころとなる。

横一線の迫力あふれるスタートで飛び出したのは、やはり鈴木、渡辺の両選手だった。その背後には、若手の小林雅裕(ホンダ)、矢野和都(KTM)がつけ、後続にもトップライダーが続く序盤の展開。

何度かトップ二人が順位を入れ替えながらバトルを繰り広げるが、鈴木が先に給油タイミングでピットイン。この隙に渡辺がペースをあげて差を広げる作戦だったが、鈴木はこの後ブレーキにトラブルを抱えてペースを上げられず、渡辺の勝利となった。

次戦は4月14日(日)広島ラウンド。

《稲垣 正倫》

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