【マツダ アテンザ 試乗】爽快感ベストは、ガソリン車の2.5L…竹岡圭

試乗記 国産車
マツダ アテンザ
マツダ アテンザ 全 12 枚 拡大写真

なにがキレイって、この赤がキレイ!『アテンザ』のボディカラーにまず感動しました。アルミの方向までキレイに揃えたからこそ生まれたという、この真珠のような、お化粧品のSK-IIのパッケージのような、質感のある赤はなかなか出せないですよね~。

赤はリセールバリューが落ちるだとか、色褪せるのが早いだとか、塗料が高いだとか、いろいろ言われますけど、何を言われてもアテンザは赤に決まりです!

そして、ボディタイプはセダン。実はセダンはまだまだ自分が乗るのは早い気がして、これまであまり触手が伸びなかったのですが、アテンザはセダンがカッコイイ!こういうカッコよさのあるセダンって、非常に珍しいと思います。このボディサイズでも女性にも似合う、貴重な存在です。

そして何より、ハンドリングがイイ。驚かされたのは、ステアリングが戻るときの制御です。実はハンドルって切る方は意外と簡単。でも戻すのが難しいんですよ。これを上手くサポートしてくれるパワーステアリング、お見事です。

さて、パワートレイン。SKYACTIV-Dはもちろん気になるところですよね。確かにディーゼルっぽくなくて気持ちイイ。当然のことながら燃費もイイんです。実は先日ガソリンスタンドに行ったとき「あまり入らないと思うんですけど…」と、モジモジしながらお願いしたところ「えぇ~と、5Lで670円になります…」と店員の方に言われて、恐縮するやら、気恥ずかしいやらでした(笑)。

でも爽快感ベストを挙げるなら、ガソリン車の2.5Lモデル。文句ナシに爽快感満点です。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

竹岡圭|モータージャーナリスト・タレント
「クルマ&カーライフを楽しもう!」「クルマとエコと生活と」をモットー&テーマに、自動車専門誌を中心に、女性誌、TV、新聞、ウェブなどさまざまな媒体で、「世界中で書いて・喋って・走って」活躍する女性モータージャーナリスト。ラジオのパーソナリティ、TVのワイドショーやバラエティ番組にも出演する。インプレッションのほか、チャイルドシートやカーグッズ、クルマ旅行など、カーライフ全般を女性の視点からレポートする。国や都道府県、高速道路会社等の審議会や委員会の委員を兼任。自動車大学校の特別講師も務める。モータースポーツでは、ドライバーとして耐久レースやラリーレイドなど数々のレースに参戦する。日本自動車ジャーナリスト協会(A.J.A.J.)理事、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。

《竹岡圭》

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