2月のフィアットグループ欧州販売、Aセグメントでパンダと500が人気

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フィアット500の派生車種として登場した小型MPV、フィアット500L
フィアット500の派生車種として登場した小型MPV、フィアット500L 全 3 枚 拡大写真

イタリアの自動車大手、フィアットグループは3月19日、2月の欧州における新車販売の結果を公表した。総販売台数は5万5985台。前年同月比は15.7%減と引き続き落ち込むが、Aセグメントで健闘している。

ブランド別では、主力のフィアットが前年同月比6.7%減の4万3698台。新型『パンダ』が、欧州Aセグメントで16.8%の市場シェアを確保。『500』も欧州Aセグメントの市場シェアを12%とした。フィアットによると、この2車種の合計シェアは約29%となり、欧州Aセグメントで最大。追加投入された『500L』は、2月だけで4700台以上を販売したという。

一方、ランチア/クライスラーは、前年同月比38.5%減の5477台と、引き続き大幅減。アルファロメオも41.8%減の4718台と、前年実績に対して、大幅な減少が続く。クライスラーグループ傘下のジープも、前年同月比16.3%減の1905台と、2か月連続の前年割れ。

国別の市場シェアでは、ドイツが前年同月比0.1ポイント増の2.4%、フランスが0.2ポイント増の2.8%、スペインが0.1ポイント増の3.1%。英国では、販売台数が前年同月比4.1%増と好調を維持している。

また、高級スポーツカーのフェラーリとマセラティは2月、欧州で合計169台を売り上げた。

《森脇稔》

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