外為規制緩和を発表、金融市場の発展を促進 マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
外為規制緩和を発表、金融市場の発展を促進 マレーシア
外為規制緩和を発表、金融市場の発展を促進 マレーシア 全 1 枚 拡大写真

中央銀行バンク・ネガラのゼティ総裁は3月20日、年次報告発表に際し、外為規制の緩和措置を発表した。金融サービス法、イスラム金融システム法が5月か6月に発効するのに伴い、実施される。

居住者は国内で発行される外貨建て投資商品に投資できる。国内のイスラム保険運営者は、顧客(居住者)の代理として外国へ無制限に投資できる。居住者は種類を問わず自由に証券を発行でき、非居住者は外貨建て証券を発行できる。

リスク管理面では、居住者、非居住者とも国内銀行とのリンギでの金融口座取引において、ヘッジ手段を認められる。

ラブアン金融サービス庁に登記した事業体はすべて、非居住者として扱われる。ゼティ総裁は「マレーシア経済は開かれており、外為市場の発展が必要だ。しかしリンギを現時点で国際化する意向はない」と語った。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  5. ホンダ初のフルサイズ電動バイク『WN7』発表、航続130km…2026年欧州発売へ
  6. まずは街で最適解を出す! ダンパー減衰の基礎と“曲がる・止まる”が変わる実践チューニング~カスタムHOW TO~
  7. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  8. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  9. トヨタ、新プロジェクト予告…センチュリーやダイハツなど5ブランドが参画
  10. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る