公正取引委員会、自動車用ランプのカルテルで課徴金合計47億円支払い命令

自動車 社会 行政

公正取引委員会は、自動車用ランプの納入価格を調整するなど、カルテルを結んでいたとして小糸製作所と市光工業に対して課徴金納付命令を出した。

公取は2012年3月13日、自動車用ランプの取引での独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで立ち入り検査に入った。独禁法違反を認定、課徴金の納付を命じた。

課徴金は小糸製作所が34億2859万円、市光工業が12億5010万円。

小糸製作所には排除措置命令も出された。

カルテルにはスタンレー電気も加わっていたが、独禁法違反を最初に申告する自主申告制度が適用され課徴金は免除された。ミツバは公取からの立ち入り検査を受けたが、違反の事実が認められなかった。

公取の調べによると3社は、モデルチェンジした後の新型車にも自動車用ランプの納入を継続できるように価格を調整してきた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る