【WTCC 第1戦】ホンダ、シーズン初戦でタルクィーニが3位表彰台

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ガブリエーレ・タルクィーニ選手の表彰台
ガブリエーレ・タルクィーニ選手の表彰台 全 5 枚 拡大写真

世界ツーリングカー選手権(WTCC)第1戦が3月24日、伊モンツァ・サーキットで開催された。

2013年シーズン初戦は激しい雨の中でのレースとなった。朝からの雨は、レースが開始される午後にも降り続き、コンディションを難しいものとした。

レース1は欠場するマシンが出てグリッドが繰り上がり、ガブリエーレ・タルクィーニ選手(カストロール・ホンダ)が9番手、チームメートのティアゴ・モンテイロ選手は14番手からのシーズン開幕レースとなった。激しい雨の中、セーフティカー先導でのスタートとなったが、タルクィーニ選手は序盤からアタックを開始。3周目に7番手、4周目に6番手とポジションを上げていった。

そのあと、セーフティカーが入るも、すぐにレースは再開され、7周目、8周目と立て続けに前車をパスして4番手に上昇。セーフティカー導入で12周となったレースを4位でフィニッシュした。モンテイロ選手も同様にレース全般にわたってポジションを押し上げ、5周目には8番手に、10周目には5番手に上昇し、その位置を保ったままレースを終了。大幅なポジションアップを果たした。

レース2は5番手からスタートしたタルクィーニ選手がスタートダッシュを決めて、最初のシケインまでに2番手に浮上、1周目でトップに立った。序盤はトップを守り、4周目に2番手、7周目に3番手とポジションを下げたものの、終盤に激しい3番手争いを制してレースを終了。シーズン初戦での3位表彰台獲得となった。モンテイロ選手は13番手からスタートし、5周目に8番手にポジションを上げてフィニッシュした。

タルクィーニ選手、モンテイロ選手ともにレース1、レース2でポイントを獲得し、タルクィーニ選手は28ポイントでランキング3位、モンテイロ選手は14ポイントでランキング6位となった。初戦を終え、ホンダのマニュファクチャラーズポイントは94となった。

■レース1
1位:イヴァン・ミュラー シボレー
2位:トム・チルトン シボレー
3位:アレックス・マクドウォル シボレー
4位:ガブリエーレ・タルクィーニ ホンダ
5位:ティアゴ・モンテイロ ホンダ
6位:ロブ・ハフ セアト

■レース2
1位:イヴァン・ミュラー シボレー
2位:マイケル・ニュケア
3位:ガブリエーレ・タルクィーニ ホンダ
4位:マーク・バッセン セアト
5位:トム・チルトン シボレー
6位:ペペ・オリオラ セアト

■ポイントスタンディング
1位:イヴァン・ミュラー シボレー 55P
2位:トム・チルトン シボレー 32P
3位:ガブリエーレ・タルクィーニ ホンダ 28P
4位:マイケル・ニュケア シボレー 18P
5位:アレックス・マクドウォル シボレー 18P
6位:ティアゴ・モンテイロ ホンダ 14P

■マニュファクチャラー
1位 ホンダ 94P
2位 ラーダ 6P

《纐纈敏也@DAYS》

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