【東京モーターサイクルショー13】バイクに乗るきっかけづくり…ヤマハ”つながるバイクアプリ”

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ヤマハ発動機がリリースした”つながるバイクアプリ”、同アプリのバイク向けナビゲーションではカテゴリーによって異なる規制を考慮したルートを案内する。
ヤマハ発動機がリリースした”つながるバイクアプリ”、同アプリのバイク向けナビゲーションではカテゴリーによって異なる規制を考慮したルートを案内する。 全 9 枚 拡大写真

東京モーターサイクルショー2013で、ヤマハ発動機の『つながるバイクアプリ』に用意されたカーナビゲーション「バイクNAVI」は、「原付一種」「原付二種」「自動二輪」などと、オートバイのカテゴリに合わせたルート検索が可能。

「つながるバイクアプリ」は無料アプリとなるが、「バイクNAVI」は、有料(450円/90日、5月6日までの期間中:85円/90日)となるメニュー。カテゴリーによって通行規制が異なるバイク向けのナビゲーションは専用端末での提供はあったが、今回のアプリの登場でスマートフォンのナビゲーションがバイクでも使えるようになった。

これに加えて、開発を担当したヤマハ発動機技術本部の藤本勝治氏は「“ターンバイターン”のシンプルな表現や、口頭で目的地検索ができるオペレーターサービスなどは、バイク向けに仕上げた特徴的なところです」と話す。

また、モバイル通信が不安定な場所でもアプリ内に地図を持たせることでナビゲーションが可能。ナビゲーション中、案内ルート上に降雨・降雪予報がある場合には音声で通知するなど、バイクユーザーの行動を考慮した機能が採用されている。

さらに、都心部ではバイクの駐車場所に困る場面も多いが、「二輪車駐車場検索」も用意し、NMCA日本二輪車協会から提供される全国のバイク駐車場情報から検索可能、検索した二輪車駐車場は「バイクNAVI」の目的地に設定可能。

藤本氏は「オートバイをお持ちの方に、“いかにバイクに乗って頂くをきっかけを提供できるか?”ということで“情報でつながる”をキーワードに開発を進めてきました。ですので、ヤマハのバイクユーザーだけでなく、他社メーカーさんでもいいので、バイクに乗って頂きたいという我々のメッセージです」と狙いを話した。

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