カレコ・カーシェアリング、三井のリパークと業務提携…首位のタイムズ追撃へ

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カレコ・カーシェアリングクラブ(参考画像)
カレコ・カーシェアリングクラブ(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

三井物産グループのカーシェアリング・ジャパン(CSJ)と三井不動産リアルティは、CSJが運営する「カレコ・カーシェアリングクラブ」の拡大・強化を目指し、資本・業務提携すると発表した。

CSJと三井不動産リアルティは、これまでも「三井のリパーク」でのカーシェアリング・ステーションの設置や、「三井のリハウス」の顧客向けに「カレコ・カーシェアリングクラブ」入会特典を提供するなど、互いの事業を通じて協力関係を構築してきたが、今回の資本・業務提携により、カーシェアリング事業のさらなる拡大を図る。

CSJは、従来の自社開発のステーション展開に加え、三井不動産リアルティが展開する駐車場「三井のリパーク」へのカレコ・カーシェアリングステーションの設置を拡大し、首都圏において今後2年間で現在の約3倍となる1500台規模での運営を目指す。

2012年12月時点のステーション数は、トップが「タイムズプラス」で3395か所、2位は「オリックスカーシェア」で1123か所。CSJは480か所と、上位2社に大きく遅れを取っている。

CSJとしては、三井のリパーク事業地での展開を加速することにより、密度の高いステーション設置とエリア、台数の速やかな拡大を実現し、三井不動産リアルティとしては、三井のリパークのユーザー、土地オーナーへの付加価値サービスの提供が可能になる。

両社の提携関係をより強固なものとし、これまで以上に両社協力のうえカーシェア事業を推進するために、CSJは三井不動産リアルティを割当先とする第三者割当増資を行い、三井不動産リアルティはCSJ発行済株式の10%程度の株式を取得する予定。

《纐纈敏也@DAYS》

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