SIM Drive、マレーシアでEV量産化へ

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EVベンチャーのSIM-Driveが発表したEVスーパーカー SIM-CEL
EVベンチャーのSIM-Driveが発表したEVスーパーカー SIM-CEL 全 15 枚 拡大写真

3月27日、電気自動車のスーパーカー『SIM-CEL』を発表したEVベンチャーSIM-Driveは、マレーシアの企業アルカコーポレーションがプロジェクトに参加し、EVの量産に向け事業展開していくことを明らかにした。

マレーシアの自動車市場は、2020年までに130万台/年に成長することが予想されており、そのうちの10%である13万台程度を電気自動車で構成することが計画されている。会場では、SIM-Driveのプロジェクトにアルカコーポレーションが参加し、今後3年以内にEVの量産化をすることが明らかにされた。

量産化するモデルについては、今後検討が進められていくという。

同社社長で慶応大学教授の清水浩氏は「今回、発表できた企業はアルカコーポレーションとなりますが、実は(アルカコーポレーション以外にも)世界中から注目を浴びています。我々の技術がいよいよ世界に出て行く時期が来たと思っています」と話した。

また、「これまでプロジェクトには、100社を超える企業に参加して頂きましたが、ご恩返しするには商品にならなくてはなりません。(今回の話は)一歩進められる非常に大きな価値を持っています。これから日本は新しい技術を作って、海外展開をしていかなければ生きていけない。そのための大切なパートナーの1つが、マレーシア政府および関連企業になると思います」と話した。

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