ホンダは、「安全」に対する効果的な教育を目的とした、二輪車安全運転教育機器「ライディングトレーナー」のソフトウェアの充実化を図り、2月の生産モデルから適用を開始した。
新しいソフトウェアは、リアリティーを向上させ、より現実の走行に近い感覚で、危険予知・予測のトレーニングを行うことを目的に開発。今回の変更で、実在する15モデルの外観を採用するとともに、メーター表示やエンジン音、エンジン出力特性も可能な限り忠実に再現した。採用車種は、『PCX』『CBR250R』『CB1100』『VFR1200F』などで、世界各国の仕様に合わせたバリエーションとしている。また、前後輪連動ブレーキ「コンビブレーキ」と、コンビブレーキにABSを組み合わせた「コンバインドABS」の体験機能も新たに追加した。
新ソフトウェアは、既存のライディングトレーナー導入店で順次更新する計画。