千代田線相互直通、小田急車とJR車も3線直通に対応へ

鉄道 企業動向
千代田線に乗り入れているJR東日本のE233系2000番台(中央)と小田急電鉄の4000形(右)。保安装置などを改造し、E233系は小田急線に、4000形はJR常磐線にも乗り入れできるようにする。
千代田線に乗り入れているJR東日本のE233系2000番台(中央)と小田急電鉄の4000形(右)。保安装置などを改造し、E233系は小田急線に、4000形はJR常磐線にも乗り入れできるようにする。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本と小田急電鉄は3月27日、小田急線と東京メトロ千代田線、JR常磐線各駅停車の3線直通運転に向けた準備を開始すると発表した。東京メトロの車両に加え、JR東日本と小田急も3線を直通できる車両に変えていく。

現在の東京メトロ千代田線は、代々木上原駅で小田急線、綾瀬駅でJR常磐線と接続しており、それぞれ相互直通運転を行っている。3線をまたいで運転することが可能な車両は16000系など東京メトロが所有する車両に限られており、小田急の車両は綾瀬駅まで、JRの車両は代々木上原駅までの運転となっている。

準備期間は4月から3年程度を予定。JR東日本が所有する千代田線乗り入れ用のE233系2000番台と、小田急が所有する千代田線乗り入れ用の4000形に、3線を走行するための保安装置などを搭載する。これにより、JR東日本のE233系は小田急線に、小田急の4000形は常磐線にそれぞれ乗り入れることが可能となる。

《草町義和》

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