テラモーターズ、新興国向けEV3輪タクシーを公開…年間1万台規模で量産へ

自動車 ビジネス 海外マーケット
テラモーターズ、新興国向けEV3輪タクシーを公開…年間1万台規模で量産へ
テラモーターズ、新興国向けEV3輪タクシーを公開…年間1万台規模で量産へ 全 24 枚 拡大写真

電動バイクの開発・製造・販売を行うテラモーターズは3月27日、アジアをはじめとする新興国向けEV3輪タクシーの量産を発表、プロトタイプを公開した。テラモーターズは、2010年4月に設立したEVベンチャー。

【画像全24枚】

会見で、同社の徳重透社長は「アジアにおける3輪タクシーのEV化は、大気汚染の深刻化、ガソリンの恒常的な不足と価格の上昇、走行距離の限定などの理由から急速的に進む」と指摘し、新興国向けEV3輪タクシー量産の意義を説明した。

今回発表されたプロトタイプは、48V/60Aのリチウムイオン電池と最大出力7KWのモーターを備える。最大乗車人数は6名で、同社によると最高速度は50km/h、最大航続距離は50kmという

充電時間は2時間で、急速充電には対応していない。

同社では、年間1万台規模の量産体制を構築し、2014年内に世界トップシェア獲得を目指してアジア各国に進出するとしている。

《瓜生洋明》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  4. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る