トヨタ加藤副社長、もっといいパワトレづくりが喫緊の課題

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ自動車・加藤光久副社長
トヨタ自動車・加藤光久副社長 全 7 枚 拡大写真

トヨタ自動車は3月27日、本社工場内に竣工したばかりの「パワートレーン共同開発棟」を報道陣に初公開した。4月の機構改革で発足する「ユニットセンター」の開発を担う中核拠点となる。

共同開発棟は12階建て、延べ床面積約10万平方メートルの規模。エンジンやミッションなどのユニット開発をスピィーディに進めるため、研究・開発と生産技術の担当エンジニアが一堂に介して仕事ができるようにした。

技術部門を担当する加藤光久副社長は、「もっといいクルマづくりには、もっといいパワートレーンづくりが喫緊の課題になっている」としたうえで、共同開発棟の稼働により「大幅な効率化が可能になる」と述べた。

研究・開発と生産技術のエンジニアが共同で従事する場所は3フロア用意されている。ここでは個人の席はなく、自由に関係者が集まって執務できる「フリーアドレス」化を導入した。フル稼働時には約2800人が、この共同棟に従事する。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  5. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る