3月23日午後0時30分ごろ、長野県松本市内の国道158号を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走していた路線高速バスと正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車に乗っていた2人が重軽傷を負っている。
長野県警・松本署によると、現場は松本市波田付近で片側1車線の直線区間。乗用車は斜行するようにして対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた路線高速バス(高山発/新宿行き)と正面衝突した。
衝突によって乗用車は中破。運転していた23歳の男性が頭部骨折などの重傷。同乗していた22歳の女性も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。バスの乗客乗員30人にケガはなかった。
現場の幅員は両車線を合わせて約6mだが、大型バスとすれ違う場合には狭く感じることがあるという。警察では乗用車が速度超過状態で進行していた可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。