対向車に気を取られ、横断の母子をはねる

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25日午前9時10分ごろ。北海道函館市内の道道で、徒歩で横断歩道を渡っていた38歳の女性に対し、交差点を右折進行してきた軽乗用車が衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。女性が抱きかかえていた生後5か月の乳児も意識不明の重体となっている。

北海道警・函館中央署によると、現場は函館市湯川町付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。38歳の女性は生後5か月の男児を抱きかかえ、徒歩で横断歩道を渡っていたが、後方から右折進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は弾き飛ばされた際に全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡。男児は頭部強打で意識不明の重体となっている。警察は車を運転していた同市内に在住する67歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。

事故当時、双方の信号は青だった。調べに対して女は「対向車に気を取られ、急いで右折したら衝突した」などと供述しており、警察では車両側が安全確認を怠ったことが事故につながったものとみている。

《石田真一》

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