豊田通商、タイに安全運転教育センターを開設

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豊田通商・TTK交通安全教育センター
豊田通商・TTK交通安全教育センター 全 2 枚 拡大写真

豊田通商は、タイのチャチェンサオ県バンポー市において、TTK交通安全教育センター(TPRO)の開所式を開催した。

開所式は、施設の企画段階から一緒に取り組んできたセンコーの福田社長、施設を保有するキムラユニティーの木村社長、豊田通商の加留部社長など、多数の関係者出席のもと行われた。

席上で豊田通商の加留部社長は、「タイの交通安全文化の発展に貢献していくことは、自動車産業の一翼を担う我々の社会的責任である」と語った。

豊田通商は、タイ最大規模のトラック輸送会社であるTTKアジア トランスポートを運営しているが、安全運転を実践できるプロドライバーの育成を強化するため、2012年1月に、タイのチャチェンサオ県にTPROを開設。TPROは、タイ国交通局の陸上運送用車両運転教習課程の訓練コースに準拠した設計で総面積4万1500平米の敷地内に、高速走行が可能な16度のバンク角を持つ高速周回コースや省燃費運転スキルを習得できるエコドライブコースなどを設け、大型トラックやフォークリフトのドライバーを対象に、多様な教習が可能な施設となっている。

TPROでは、同社および協力会社のドライバーの安全運転技能・安全意識を高めるほか、今後は他企業や地域のドライバーを受け入れていく計画。その上で国家認定の取得、社外ドライバーへの各研修プログラムの提供など機能を拡大し、アジア新興国に対して交通安全施設のベンチマークとなることを目標としていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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