JR西日本、姫路市内に山陽本線新駅設置へ

鉄道 企業動向
山陽本線御着~姫路間に建設されている新駅の位置。姫路市内の市川より西側に設けられる。
山陽本線御着~姫路間に建設されている新駅の位置。姫路市内の市川より西側に設けられる。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は3月28日、山陽本線(JR神戸線)御着~姫路間の新駅設置について、鉄道事業法に基づく事業基本計画の変更認可を申請した。2016年春の開業を予定している。

新駅は姫路市市之郷に設置。駅間距離は御着~新駅間が約2.4km、新駅~姫路間が約1.9kmとなる。地平駅舎と12両編成に対応した相対式ホーム2面を設置し、ホームには6両分に対応した上屋も設けられる。このほか、連絡通路とエレベーター2基も設置される。

新駅の設置はJR西日本が姫路市に提案する形で建設が決まった。周辺には兵庫県立ものづくり大学校や姫路警察署などの公共施設があるほか、新駅予定地の南側では土地区画整理事業が進んでおり、住民の増加が見込まれている。

既設路線への新駅設置に際しては、鉄道事業法に基づき事業基本計画の変更と鉄道施設の変更について、国土交通大臣の認可を受けなければならない。今回の申請は鉄道事業法に基づく手続きの第1弾となる。

《草町義和》

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