【バンコクモーターショー13】Eクラスは日本よりも早く新型に、ディーゼルハイブリッドも

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツブース(バンコクモーターショー13)
メルセデスベンツブース(バンコクモーターショー13) 全 8 枚 拡大写真

バンコクの街中でベンツを頻繁に見かけることからも分かるように、タイはメルセデス・ベンツにとって重要な市場(販売台数でイギリスを越えている)。時には、同じ左側通行右ハンドル環境ながら日本やイギリスよりも早く新型が発表されるといえば、この国への同社の力の入れ方が理解できるだろう。

バンコクモーターショーのプレスカンファレンスでも「私たちはドイツのラグジュアリーカーマーケットのリーダーである」と前置きした上で「顧客のライフスタイルとニーズに合わせたモデルを投入し続ける」と(メルセデス・ベンツ・タイランドの社長兼CEOのアレクサンダー・ポウフラー氏はスピーチした。

そんなメルセデス・ベンツ・タイランドのバンコクモーターショーでの目玉は、フェイスリフトした新型『Eクラス』。日本よりも早いタイミングでの公開となった。

目玉は日本未発表のディーゼルハイブリッド。2143ccの4気筒ディーゼルターボは204psの出力と、500Nmという大トルクを発生。そこに27ps/280Nmのモーターを組み合わせ、170kW(231ps)/780Nmというシステム出力と23.81~24.39km/リットル(タイでの公表値)の燃費を実現している。価格は「E300 BlueTEC HYBRID Exective」が399万バーツ(約1282万円)、「E300 BlueTEC HYBRID AMG Dynamic」が449万バーツ(約1443万円)だ。

メルセデス・ベンツ・タイランドはこの新型Eクラスを「ASEAN初披露」と位置づけているが、日本人としてはやはりデビューが日本より先だったことに寂しさを感じられずはいられないところ。しかしそれが、好景気でますます成長しているタイの姿なのだ。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る