FGVとサイム、バイオディーゼル・マレーシアを結成

自動車 ビジネス 海外マーケット

農園大手のフェルダ・グローバル・ベンチャーズ・ホールディングス(FGV)とサイム・ダービーがコンソーシアム、バイオディーゼル・マレーシアを結成した。

バイオディーゼル・マレーシアはFGVが32%を、サイム・ダービーが23%を所有する。残りは農園会社やバイオディーゼル会社、投資家などが保有することになる。バイオディーゼル・マレーシアは2カ月後の事業開始を予定している。

マレーシア国内のパーム原油(CPO)の在庫量は240万トンとなっており、CPO価格の低迷につながっている。

政府は、バイオディーゼル・マレーシアの設立を通じて、バイオディーゼル「B10」の全国での利用推進を進める計画だ。原油供給が枯渇することを見込み、原油への依存を軽減する方針だ。

FGVのサブリ・アフマド会長兼最高経営責任者(CEO)は、バイオディーゼル・マレーシアの設立がパーム油産業の再生につながることを期待するとコメント。パーム油精製プラント建設などに2008年以降、多額の投資をしてきたが思うようなリターンは得られていないと明らかにした。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る