名古屋鉄道、設備投資計画を策定…4000系車両16両を新造へ

鉄道 企業動向
4000系車両を新造
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名古屋鉄道は、2013年度の設備投資計画をまとめた。

2013年度の設備投資額は、鉄道事業での車両更新や旅客安全・運転保安に関する投資を積極的に推進するものの、開発事業における「名古屋クロスコートタワー」や「鉄道センタービル」などの大型投資事業が一巡した影響から、全体では2012年度比17%減の113億7600万円を計画する。

内訳は鉄道事業が90億円、開発事業が17億76600万円、その他が6億900万円。

2013年度の主な投資として、瀬戸線の車両更新を引き続き進めるため、同線専用の通勤型車両4000系車両を16両(4両組成×4編成)を新造する。車両の新造に20億7400万円を投じる。

駅改良工事も進める。愛西市が計画する勝幡駅周辺整備に合わせて、下り線の駅舎を新設する。上り線の既設駅舎は建て替えてバリアフリー化する。犬山線・扶桑駅改良工事も実施する。

踏切対策用のATS(自動列車停止装置)を津島線・各務原線・小牧線などの34駅に設置するとともに、ホーム転落対策として、列車の乗務員に異常を知らせる列車非常通報装置を豊橋駅、西枇杷島駅、水野駅に設置する。

GPSシステムを利用して、列車の在線位置・列車番号・組成車両番号・両数などを運転指令室、主要駅で可視化する列車在線表示システムを2013年度から順次導入する。

また、100系2編成の制御装置をVVVF化し、回生ブレーキを導入することで消費電力を削減するほか、運転士が運転操作不能になった場合、列車を自動的に停止させる運転士異常時列車停止装置を36両に設置する。

安全対策の推進と都市計画事業の一環として、4か所で高架化工事を実施する。

《レスポンス編集部》

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