証券発行目論見書、マレーシア含む3カ国が共通基準を導入

エマージング・マーケット 東南アジア

東南アジア諸国連合(ASEAN)資本市場フォーラム(ACMF)は1日、マレーシア、シンガポール、タイの証券監督当局が同日、ASEAN情報開示基準を導入したと発表した。

株式、債務証券(仕組み債など複雑な証券を含まず)の発行目論見書に関する情報開示の基準で、域内の複数の国で証券を発行する際に適用される。
従来の基準と比べ経費がかからず、手順も効率化されるため、国境をまたいだ証券発行、資金調達が促進される見通しだ。

基準を採用する用意のできた国から参加する仕組みで、同3カ国が最初の導入国になった。

同基準は域内資本市場統合に向けた計画の一環。ACM委員長でシンガポール金融管理庁(MAS=中央銀行)のリー総裁補は「基準の施行は、域内金融市場の統合に向けた重要な一歩」と語った。

小栗 茂

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  6. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  7. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  8. アプリリア、“鈴鹿未体験”のオールイタリアンチームで3年ぶりの8耐表彰台
  9. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  10. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る