【新聞ウォッチ】京都発、800万円のEVスポーツカー、99台限定予約を開始

モータースポーツ/エンタメ 出版物
トミーカイラZZ2
トミーカイラZZ2 全 2 枚 拡大写真
気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2013年4月3日付

●日銀追加緩和検討へ、黒田総裁就任後初きょうから決定会合(読売・2面)

●株一時1万2000円割れ、1か月ぶり、決定会合控え様子見(読売・8面)

●日米、交渉入り大筋合意、TPP、7月にも参加(朝日・1面)

●ホンダ、インドに第2工場(朝日・7面)

●中国販売、回復難航、3月、車各社、10%前後減少(朝日・9面)

●トヨタ、池袋のショールーム閉鎖へ(毎日・9面)

●ラストチャンス、「ガラ軽」雇用の切り札、低燃費・スモール技術、海外も視野(産経・11面)

●エンジン音は官能のしらべ?マセラティ脳活性化ストラディバリと共通点(東京・7面)

●京大EV発売、3,9秒で時速100キロ到達(東京・7面)

●スズキ印子会社新車販売3.3%増、12年度(日経・113面)

ひとくちコメント

京都大学院生らが手掛けた国産の電気自動車(EV)としては初のスポーツカー「トミーカイラZZ(ジージー)」の本格的な予約受注を4月末にも開始するという。京都のベンチャー企業のグリーンロードモータースが量産モデルを報道関係者に公開したもので、きょうの東京などが取り上げている。

それによると、トミーカイラZZは、2人乗りのオープンカーで、流線形のデザインが特徴。停車状態から3.9秒で時速100キロに到達し、1時間の急速充電で120キロを走行できる優れた性能という。価格は税別で800万円。2013年度は限定99台の受注生産で、納車は今年の11月ごろを見込んでいるそうだ。

トミーカイラは、1990年代後半に、ガソリンエンジンの車として200台強を生産したが、それを京都大の大学院生らで設立されたグリーンロードモータースが、車名をそのまま残して、デザインの一部を変更、EVとして再デビューさせた。

今月26日には、JR大阪駅前にショールームを開設し、受注を始めるが、すでに、インターネットでの先行予約を開始したそうだ。アベノミックス効果で、1億円以上を稼いだ 一般投資家も続出しているという。いつ頃、99台が予約済みになるのかも注目だ。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る