3月のクライスラー米国新車販売、5%増…36か月連続で増加

自動車 ビジネス 海外マーケット
クライスラー200
クライスラー200 全 8 枚 拡大写真

米国自動車大手、クライスラーグループは4月2日、3月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は17万1606台で、2007年12月に次ぐ記録。前年同月比は5%増で、36か月連続で前年実績を上回った。

3月販売の結果をブランド別で見ると、「クライスラー」が前年同月比2%減の3万3905台と、2か月連続のマイナス。「ジープ」も13%減の3万9469台と、6か月連続で前年実績を割り込む。一方、「ダッジ」は15%増の5万9885台、「ラム」は24%増の3万4540台と引き続き好調だ。

クライスラーブランドでは、ミニバンの『タウン&カントリー』が、前年同月比7%減の1万1626台と、2か月連続で減少。『300』も22%減の5686台と、2か月連続のマイナスだ。『200』は11%増の1万6593台と、3か月連続で増加する。

ジープブランドでは、『グランドチェロキー』が前年同月比10%減の1万2629台と2か月連続のマイナス。新型投入を控えた『リバティ』(日本名:『チェロキー』)も、81%減の1408台と引き続き落ち込む。『ラングラー』は1万2901台を売り上げ、前年同月比は3%増と好調が続く。

ダッジブランドでは、ミニバンの『キャラバン』が前年同月比19%減の1万1110台と、3か月連続のマイナス。『アベンジャー』は33%増の1万2439台と引き続き好調。新型小型セダンの『ダート』は、8091台と好調な立ち上がり。ラムブランドでは、大型ピックアップトラックの『ラム』が、25%増の3万3831台を販売している。

クライスラーグループの2013年1-3月米国新車販売は、前年同期比8%増の42万8352台。ダッジブランドのレイ・ビッグランド社長兼CEOは、「1‐3月新車販売は、この3年間で最高。3月単月では、一部車種に供給上の問題が生じたものの、2007年12月に次ぐ記録を打ち立てた」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る