3月のメルセデス世界販売、5.7%増…2か月ぶりのプラス

自動車 ビジネス 海外マーケット
新型メルセデスベンツ Aクラス
新型メルセデスベンツ Aクラス 全 6 枚 拡大写真

ドイツ自動車大手のダイムラーは3月5日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の3月世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は15万0430台。前年同月比は5.7%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが、単月としては過去最高の13万9920台を販売。前年同月比は6.5%増と、2か月ぶりに回復した。スマートは1万0510台を売り上げたものの、前年同月比は4%減。5か月連続で前年実績を割り込む。

市場別では、西欧が6万4397台を販売。前年同月比は2.5%増と、2か月ぶりに増加した。このうち、地元ドイツは2.5%減の2万5282台と、4か月連続で前年実績を下回る。中国(香港を含む)は、1万8611台。前年同月比は5.4%増と、2か月ぶりに前年実績を上回った。

米国は2万4646台を販売し、前年同月比6.5%増と、19か月連続の前年実績超え。日本は6231台を売り上げ、前年同月比は13%増と、引き続き好調だ。

メルセデスベンツブランドの2013年1‐3月実績では、欧州で販売が開始された新型『Aクラス』が、新型『Bクラス』と合計で、前年同期比49.4%増の7万7044台を販売。またSUVは、合計で前年同期比30.6%増の7万7227台を販売。『GLKクラス』が40.2%増、『Gクラス』が70.3%増、『Mクラス』が27.6%増、『GLクラス』が33.5%増と大きく伸びた。

メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2013年1‐3月世界新車販売は、前年同期比2.8%増の35万0530台。ダイムラーのヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「米国と他の新興市場の伸びが、欧州や中国の落ち込みを補った」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る