JR西日本、高架化される東岸和田駅の基本デザインを決定

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東岸和田駅の新駅舎(イメージ)。JR西日本はだんじり祭をモチーフにスピード感や力強さを表現するとしている。
東岸和田駅の新駅舎(イメージ)。JR西日本はだんじり祭をモチーフにスピード感や力強さを表現するとしている。 全 2 枚 拡大写真

JR西日本は4月8日、高架化工事が進められている阪和線東岸和田駅(大阪府岸和田市)について、新しい高架駅舎の基本デザインが決まったと発表した。だんじり祭をモチーフにしたデザインを採用する。

東岸和田駅付近の高架化事業は、岸和田市の下松町~土生町間約2.1kmのうち東岸和田駅を含む約1.0kmを高架化する都市計画事業。2003年度から事業用地の測量と買収を開始し、2012年10月までに線路を仮線に切り替える工事が完了している。現在は仮線への切り替えによって捻出された敷地に高架橋を建設する工事が進められている。

新しい高架駅舎は、駅舎建築デザイン懇談会による市民からの意見などを参考にデザインを検討。その結果、「『祭都』岸和田の文化をつなぐ架け橋となる駅」をデザインコンセプトに定め、「岸和田の代名詞ともなっているだんじり祭をモチーフにスピード感・力強さを表現」するとしている。周辺の景観との調和も図り、建物の高さを抑えて圧迫感を覚えさせないようにするという。

《草町義和》

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