日立建機は、振動ローラZC35C-3、ZC50C-3、ZC35T-3、ZC50T-3の4機種を、4月15日から発売する。
ZC35C-3(運転質量2.80t)、ZC50C-3(同3.64t)は、ZC35およびZC50の後継機で、コンバインド型(前輪は鉄のドラム、後輪はタイヤ)。また、ZC35T-3(運転質量3.06t)、ZC50T-3(同4.13t)は、ZC35TおよびZC50Tの後継機で、タンデム型(前後輪共に鉄のドラム)。
新機種は、従来機を踏襲した安全性能に加え、信頼性および耐久性を向上させた。オフロード法の排出ガス第3次規制値をクリアしており、国土交通省指定の超低騒音型建設機械の基準値もクリアしている。
また、ホイールモータ駆動方式を採用し、2つの油圧モータで左右のタイヤを直接駆動するなど、作業性と操作性も向上させた。
販売目標は、4機種合計で年間350台を見込む。