トヨタ豊田社長、東日本学園1期生と語らう

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トヨタ東日本学園で生徒を激励する豊田社長
トヨタ東日本学園で生徒を激励する豊田社長 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)の企業内訓練校として今年度に開校した「トヨタ東日本学園」が4月10日に報道陣や地元自治体関係者らに公開された。トヨタ自動車からは豊田章男社長が視察し、1期生を激励した。

学園はトヨタ東日本の本社・大衡工場内に設置され、生徒は同社工場での応用実習や、教室での基礎実習、学科などを1年履修する。東北地区の工業高校卒業者から毎年15人、さらに同地区の地元企業の社員を5人受け入れており、地域のモノづくり人材育成も担っている。

機械構造室でボルト締めの実習を視察した豊田社長は、訓練そのものよりも「食事はちゃんと食べている? 夜は眠れる?」と語りかけた。親元を離れ寮での新生活をスタートしたばかりの生徒たちを前に、思わず父親になっていた。ボルト締めについては「しっかり感覚を身につけてください。自分のために、ひいては日本のモノづくりのためになりますから」と、励ました。

生徒たちは1年後に、将来の生産現場を担う人材として巣立つ。豊田社長は「毎年15人だが10年経てば150人。生徒の志は高く、第3の国内拠点である東日本でのモノづくりのコアの人材になってくれる」と期待を表明した。

《池原照雄》

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