WRCは4月9日、インフルエンザにより先週の土曜日に行われたラリーポルトガルの前哨戦、ファフェ・ラリースプリントを欠場したセバスチャン・オジエが完全な健康状態を取り戻し、今週末のWRC第4戦に向けて万全のコンディションであることを伝えた。
「今はかなりいい気分になって来た。ファフェ・ラリースプリントの欠場は、ファンのことを思うと、難しい決定だった。だが、それは自分が完全に復帰するために正しい決定だった」とオジエは語った。
フォルクスワーゲンのチームリーダーであるオジエは、ラリーポルトガルの本命の一人としてスタートを切ることとなる。彼は以前にシトロエンで2度優勝し、2012年のスーパー2000仕様のシュコダ・ファビアを運転して7位に入った実績がある。
オジエは今年ポロRワールドラリーカーを、チームメイトのヤリ-マティ・ラトバラと共に運転する。そしてフォルクスワーゲンは初めて3台目のポロRを、新しいチームメンバーのアンドレアス・ミケルセンの運転で出場させる予定である。