日野自動車は、海外における日野直営のサービス支援拠点としては、2009年アラブ首長国連邦開設に次いで2箇所目となる、「日野自動車中南米事務所」を、現地時間4月11日（日本時間4月12日）にパナマに開設した。
日野は、中南米を豪州・アジア地域に次ぐ基盤市場へと展開を図っており、当市場における販売台数・販売国数拡大に伴い、アフターサービス体制を確立することを目的に設置した。
新設した拠点では、省燃費運転セミナーなど各種施策への助言や市場調査といった、中南米市場におけるサービス活動を現地・現物で支援する機能に加え、技術者のスキルアップのための専用施設を備えている。
これまではパナマの販売代理店の施設を借用してサービス技術向上の支援をしていたが、今回専門スタッフを増員して支援内容も拡充し、中南米全域のサービスレベルの底上げを図るとともに、サービスエンジニアに資格制度を導入し、サービスレベルの「見える化管理」を図ることで、アフターサービス強化を着実に推進していく。
